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【PT-INR、正常値】検査、ワーファリン:リンク集

今回の記事は、医療関係者用です。なお、以下から大学病院のブログ記事もご覧いただけます。

PT(PT-INR)とは?:大学病院のブログをリンクしました。

最近、PT-INRや、PT-INRと正常値の掛け合わせでこのブログを訪れていただく方が大変多いですので、今までの、PT-INRに関連した記事のリンク集を以下に作成させていただきます。

INRというと、特殊な検査と勘違いされることがあるようですが、検査していることはプロトロンビン時間(PT)と同一です。PTを測定して、ある換算式により、INRに換算します。

ですから、PTの検査を行いますと自動的にINRが算出されます。
念のため書かせていただきますが、PTを測定して、そのあとINRを測定するという訳ではありません。
「PTという凝固時間」のみを測定すれば、自動的に「INR」が算出されます。機械が勝手にPTからINRへの換算を計算してくれています。


PTが正常であれば、INRは1.0になります。
PTが延長するほど、INRは高値になります。

疾患にもよりますが、INR2〜3でワーファリンコントロールすることが多いです。

INRはワーファリンコントロール用のマーカーという印象が強いと思いますが(確かにこの目的で使用していますが)、当然ながらPTが延長する疾患では、INRは高値になります。




念のため、INRが高値となる(=PTが延長する)疾患・状態を以下に記載させていただきます。


INRが高値となる(=PTが延長する)疾患

1)ワーファリン内服中:ワーファリンはビタミンKの拮抗薬です。
2)ビタミンK欠乏症
3)肝不全(肝硬変、劇症肝炎、慢性肝炎など)
4)凝固第VII、X、V因子、プロトロンビン(=凝固第II因子)、フィブリノゲン(=凝固第I因子)の欠損症または、これらの凝固因子に対するインヒビター。


INRという表現にだまされないようにしましょう。
プロトロンビン時間(PT)と全く同じことを、違う表現で言っているだけです。


PT(PT-INR)とは?:大学病院のブログをリンクしました。

PT-INRとは(ワーファリン):同上。

【ワーファリン】INR vs.トロンボテスト:R

【ワーファリン】INR、トロンボテストで良い?:R

【ワーファリンの血液検査と内服量】INRとトロンボテスト:R

【アスピリン、ワーファリン、プロトロンビン時間】

【PT-INRの正常値とコントロール域】ワーファリン


<推薦> 図解シリーズ:血栓症の臨床へ ← クリック!

<参考> 深部静脈血栓症のリンク集




血栓止血の臨床ー研修医のためにー

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  • 2017.09.22 Friday
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コメント
血栓症のため毎日5.5mgのワーファリン服用中ですが、このたび腹部のMRI検査を受けるにあたり造影剤を使用することになりました。ガドニウム製剤とブスコパンなのですが使用しても大丈夫でしようか。とてもシビヤな質問ですがお答えいただけるとうれしいです。
  • しずおかおでん
  • 2008/03/14 7:09 PM
しずおかおでんさん、ご訪問ありがとうございます。

ワーファリン内服中の方で、MRI検査を受けられることは多々あります。
ガドニウム製剤とブスコパンともに問題ございません。

ただし、念のためですが、ブスコパンは、以下の場合は使用できません。
1)狭心症、心筋梗塞の既往
2)緑内障
3)前立腺肥大(男性の場合):おしっこがでなくなります。

ブスコパンは、胃腸の動きを止める作用があります。
お腹のMRIで使用するというのは、胃腸の動きを止めて、画質を良くするためです。写真をとる場合に、被写体が動いていますとピンぼけになりますが、それと同じようなことになります。

治療は不適切な場合には害となることがありますが、検査は害になることはまずありません。しっかりとした検査(MRI)を受けられることをおすすめいたします。

しずおかおでんさんの、ご健康とご多幸をお祈りしています。

  • あーちゃん
  • 2008/03/14 8:12 PM
こんにちは。初めまして。
検査センターで働いてる者です。血液学グループに所属しています。
今度、会社内でPT-INRについて発表することになりました。
正直発表は苦手で、人に発表できるほど理解できていません。
他の部署の方も聞きに来るので、説明になると思うのですが、何から話せばいいでしょうか?
お願いです。知恵を貸してください。
よろしくお願いします!
突然すみませんでした。
  • 藤井樹
  • 2009/07/05 1:30 PM
この度は、ご訪問ありがとうございます。

このブログのPT-INR、ワーファリン関連記事や、このブログからリンクしている大学病院のブログ記事がお役にたつのではないかと思います。

私も発表は苦手ですが、全く医学知識のないたとえば高校生であっても理解できる内容で話すことをいつも目標にしています。
  • あーちゃん
  • 2009/07/05 9:59 PM
いつもためになる情報ありがとうございます。今日、あーちゃん先生の素晴らしいご講演を拝聴させていただき、感動をあらたに致しました。一点、質問させていただきます。抗凝固療法は今のところ、ワーファリンが経口剤では唯一のもののようですが、今後、新たな経口のこの種の薬が発売される予定はないのでしょうか?また、もし、新しい薬が開発された場合、プロトロンビン時間は、毎回、測定しなければならないのでしょうか?
  • ロンチャン
  • 2009/09/26 9:47 PM
ロンチャン先生、いつも暖かいコメントをいただきありがとうございます。

ご指摘の通り、経口の抗凝固療法治療薬は、今だにワーファリンのみです。

現在、ワーファリンの次世代を担う経口の抗凝固薬が開発中ですが、もう少しかかりそうです。しかし、これらの新薬が登場すると、血栓症の治療は新たな段階に移行するのではないかと思います。

その場合(新薬が登場した場合)のモニタリングは、プロトロンビン時間ではなくなると思います。

やはり、ワーファリンの欠点は、頻回の血液検査が必要なところですので、将来のお薬は、この煩雑さのないお薬であって欲しいと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
  • あーちゃん
  • 2009/09/26 10:19 PM
あーちゃん先生、お久しぶりです。山崎です。
今回も、少し教えていただきたくメールしました。

ワーファリンの事で教えてください。

ワーファリンは毎回血液検査でPT−INRを測りコントロールしていくお薬だということは理解できました。

1、では、その検査結果により、たとへ0.25mgであっても、厳密に調節する意味あるという事でよろしいでしょうか?(0.25mgでも正常域に入るくらいの量だと理解したらよろしいですか)

2、また、そこまで厳格にコントロールする必要があるのに、意外と併用薬には注目されていない??のではないかと思うのですが、あーちゃん先生はいかがですか?併用薬剤によって、何か不都合があった経験などございますでしょうか?

3、プラビックスやバイアスピリン、プレタールなどの抗血しょう板薬の用量設定が、ワーファリンほど厳格でない理由は何かありますか?

4、ワーファリンと他の抗血しょう板薬では、どちらのほうが出血のリスクが高いのでしょうか?

ダラダラと意味のない質問をしてしまって申し訳ありませんが、教えていただければと思います。

他のページに情報があったのかもしれませんが、見つけられず申し訳ありません。
  • yamasaki
  • 2010/03/19 2:49 PM
Yamasakiさん、この度もご訪問いただきありがとうございます。

ワーファリンのコントロールは個人差が大きいです。一日おきに用量を変えることもあるくらいです。個人的には0.25mg単位で用量を変更することはありませんが、0.5mg単位での変更は多々あります。
0.25mg単位の変更であっても、コントロールがよくなるのであれば、意義があるのではないかと思います。

ワーファリンと他の薬剤との併用で、ワーファリンのコントロールが乱れることは多々あります。しかし、ワーファリンの用量を変動させることで、再度良いコントロールにもっていくことができます。

「プラビックス、バイアスピリン、プレタールなどの抗血小板薬の用量設定が、ワーファリンほど厳格でない理由」のご質問ですが、とても重要な点です。抗血小板薬の用量設定が、ワーファリンほど厳格でないというよりも、抗血小板薬の用量設定をモニタリングする臨床応用可能な検査がないというのが正直なところだと思います。近い将来、抗血小板薬の用量設定のための簡便な検査が登場することを期待しています。

ワーファリンと抗血板薬でどちらのほうが出血のリスクが高いのかに関しましては、一概に何とも言えません。多くの臨床科が、ワーファリンの方がより注意が必要と考えているかも知れませんが、必ずしもそうとは言えない場合があるように感じています。

以上、分かる範囲内で書かせていただきました。
フル回答になっていないかも知れませんが、ご容赦いただけるでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2010/03/20 10:08 PM
この度も、ご丁寧で、分かりやすいご回答ありがとうございます。

併用薬で乱れることがあっても、ドクターが管理してくださっているから、気づいてなかったのですね!!不適切な質問をしてしまい、申し訳ありません。

併用薬に関してですが、添付文書に書かれている薬剤はかなりあると思います。特にNSAIDsなどは、頭痛時などで併用されたりするとおもうのですが、頓服くらいなら問題ないのでしょうか。というのが、併用薬をチェックする際に、相互作用がありすぎて、どの程度の情報を、患者様に説明したらよいのか分からないのです。

お時間のある時でかまいませんので。また教えていただければと思います。

  • yamasaki
  • 2010/03/23 8:50 AM
屯用の程度にもよるかも知れませんが、たとえば、月に数回程度のNSAID屯用であれば、通常はあまり問題ないと思います。
  • あーちゃん
  • 2010/03/23 1:07 PM
はじめてご相談いたします。
40歳後半の男性です。ワーフェリン服用のコントロールについて相談いたします。
昨年9月に右脹脛に強い痛みが起こり、造影CT検査により、右足膝上下に約15cmの血栓が見つかりました。血液検査では、Dダイマーが4.2でした。治療として、ワーファリン3mgと胃薬としてラベプラゾールナトリウム錠10mgを処方され、1ヶ月毎にPTーINR値を測定しワーファリンの処方量をコントロールしております。その後、約6ヶ月経過しておりますが、PT-INR値が1.3〜2.3(1.3〜1.5台が多い)の範囲で変動し、毎月ワーファリンの量を変更していますが、目標である2〜3に入らず、ワーファリンの量が徐々に多くなり、現在5mgを処方されています。直近のDダイマーは、0.6でした。濃度コントロールは、かなり個人差があると担当医より言われていますが、何か原因となることはありますでしょうか?
ちなみにお酒が好きなので、晩酌でビールや焼酎を飲んでおり、寝る前に薬を服用しています。担当医からは特にアルコールとは関係ないとは言われています。また、右足脹脛は現在も左より、2cmほど太く、むくみや腫れているような違和感があります。この症状は、ワーファリンを継続して服用してもずっと残るのでしょうか?何か対策や外科的方法はございますでしょうか?
色々とご質問させていただきましたが、宜しくお願いいたします。
  • Nobuちゃん
  • 2011/04/07 6:54 PM
Nobuちゃんさん、この度はご訪問ありがとうございます。

ワーファリンは、その時の体の状態に合わせて、増減させます。
ワーファリンが増えたから病状が悪化した訳でもなく、逆にワーファリンが減ったから病状が改善した訳でもありません。

ワーファリンの量は個人差が大きいです。5mg内服の方もおられますし、特に違和感はございません。

ただし、ご指摘のようにINRがまだ十分コントロール域で安定している訳ではないようです。食生活が変動しやすいとか、他科からのお薬も含めてお薬が変化していることはないでしょうか。あるいは、ビタミンKの含まれるサプリや健康食品をとっておられるということはないでしょうか。お酒の影響はあまりないとは思いますが、酒量により食事摂取量が大きく変動する場合には影響が出る可能性もあります。

また、40歳後半と大変お若いにもかかわらず、深部静脈血栓症をおこされた原因が気になるところですが、どのように聞いておられるでしょうか。

下肢腫脹は持続するかたもおられますが、しばしば経過とともに少しずつ軽減します。ただし、現在の血栓の状態が気になります。下肢静脈エコー検査は定期的になさっているでしょうか。

外科的な治療が必要になることはまずありません。むしろかえってしない方が良いことの方が多いと思います。

下肢静脈エコーの結果を拝見していませんので、はっきりと申し上げることはできないのですが、通常、弾性ストッキングが有効です。主治医から何か聞いておられるでしょうか。

以上、分かる範囲で書かせていただきましたが、回答になっていますでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2011/04/08 9:24 AM
あーちゃん先生、早々のご回答をいただきありがとうございます。
先生のサイトは、この病気がわかってから見つけて何度か相談してみようとは思っていたのですが躊躇していました。しかし、違った意見も聞けることができ相談してよかったです。

食生活については、納豆やビタミンKを多く含む緑黄色野菜を大量に摂取しないようにとのアドバイスを受けていますので、サプリや健康食品は摂っていません。しかし、ブロッコリーやレタスなど緑色野菜は大好きなので外食や食卓でも良く食べています。もちろん、それがメインになることはないので問題ないレベルかなとは思っています。
この下肢血栓症と年齢の関係については、特に担当医から聞いていませんでしたが、最初の所見時では、仕事が立ち仕事やデスクワークなどあまり動かない仕事が多いかを聞かれました。仕事は実験やデスクワークが半々で、一日とどまっている事はありません。
下肢静脈エコーは、まだ実施したことがありません。再来週に前回と同じ造影CTを受ける予定です。
弾性ストッキングについては、まだ、話に出たことがないので担当医に聞いてみたいと思います。

現状はこんなところですが、今後も何か気になることがあればご相談させていただきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

また、血液検査の結果で気になる点として、プロテインC活性の数値が、40〜50%で基準値より低い値です。
  • Nobuちゃん
  • 2011/04/10 7:55 PM
Nobuちゃんさん、コメントありがとうございます。

ブロッコリーなどにもビタミンKが含まれますが、納豆に比べますと比較になりません。たとえば、1週間に2〜3回、ブロッコリーを少し食べる程度は、おっしゃる通り何ら問題ないです。

「あまり動かない仕事が多い」人は多数おられますが、だからと言って深部静脈血栓症をおこされる訳ではありません。既にご覧いただいているかも知れませんが、以下の記事にあるような危険因子がないかどうか気になります。
http://aachan1219.jugem.jp/?eid=4490
http://aachan1219.jugem.jp/?eid=4491

下肢静脈エコーは、深部静脈血栓症の診断や経過観察に最も有効です。まだ、一度もされていないというのは違和感を感じます。まだ、下肢静脈エコーを導入されていない病院でしょうか。

深部静脈血栓症は、造影CTでも評価できますが、下肢静脈エコーと比較しますと精度はおちます。管理人の病院では、放射線科の医師がCTの読影をされていますが、深部静脈血栓症疑いの方の検査を依頼しますと、深部静脈血栓症の診断はエコー検査の方が優れていますので、エコー検査も施行してくださいとコメントで書かれるくらいです。

ただし、下肢ではなくエコーが届かない部位の深部静脈血栓の評価や、肺塞栓の評価は、造影CTが威力を発揮します。

「プロテインC活性の数値が、40〜50%」というのは明らかに低値です。ただし、プロテインCはビタミンK依存性の蛋白ですので、ワーファリン(ビタミンKの拮抗薬)を内服しますと、全員プロテインC活性は低下します。
40〜50%というのは、ワーファリンを内服しておられる現在の結果でしょうか。それとも、ワーファリン内服前の結果でしょうか。

同じことがプロテインSにも言えます。プロテインSもビタミンK依存性です。
(アンチトロンビンはビタミンK依存性ではありませんので、ワーファリンを内服しても低下しません)

以上、簡単ではございますが、補足させていただきました。
  • あーちゃん
  • 2011/04/10 9:14 PM
毎回、ご丁寧な説明をいただきありがとうございます。
再度、補足と質問をさせていただきます。
エコー検査については、通院している病院で実施しているのか確認したいと思います。
血液検査についてですが、初回にワーファリン1mgを1週間服用した後の検査結果です。そのときのプロテインC活性が40、約3ヵ月後が50位でした。プロテインS活性は、最初が80後半、2回目も基準内でした。その他の検査項目の目的はわかりませんが、膠原病など気になる点はないと言われました。ただし、中性脂肪や悪玉コレステロールなど、日ごろの運動不足から基準値を超えています。体脂肪は20%位です。
あーちゃん先生が言われています、年齢的にみて気になる原因としては、どのようなことがありますでしょうか?または、実施した方がよい検査項目としてはどのようなものがあるでしょうか?
血栓症の原因となるような外科手術は今まで経験していません。お時間のある時で結構ですので、宜しくお願いいたします。
  • Nobuちゃん
  • 2011/04/14 10:44 PM
Nobuちゃんさん、コメントかりがとうございます。

プロテインCが、ワーファリン1mgを1週間服用した後の検査結果としますと、やはりプロテインCの低下はワーファリンのためだと思います。

同じ理由でプロテインSも低下して良いはずですが、プロテインSはプロテインCよりも半減期が長いため、動きが遅いです。
かつ、ワーファリンコントロールが弱いですので、80%もありうると思います。
でも、できれば、プロテインC&プロテインSともに、ワーファリン内服前に測定しておきたかったですね。

あと、是非チェックしておきたいのは、抗リン脂質抗体症候群の有無です。抗リン脂質抗体症候群は、若いかたの血栓症の原因の一つです。以下の検査を行なって診断するのですが、どうだったでしょうか。
1) 抗カルジオリピン抗体
2) 抗カルジオリピン-β2GPI複合体
3) ループスアンチコアグラント

抗リン脂質抗体症候群であるにもかかわらず、上記の検査がなされていないために診断のなされていない、いわゆる隠れ抗リン脂質抗体症候群が多いのではないかと言われています。

以上、分かる範囲内で書かせていただきました。
  • あーちゃん
  • 2011/04/18 8:29 AM
教えてください。
検査科勤務です。   院内ではPTを昔ながらの目視で至急検体のみやってます。
INRが必要な時は外注で対応してますが、今回院内と外注先のPTにかなりの差(14秒台が16秒台、26秒台が52秒台)と外注先のPTが甚だ延長する現象がおきてます。
ワーファリンの投与(1mg1錠)中止5日後でもINR4.17です。
このような現象の考察をお聞かせ頂けたら幸いです。
  • こまこ
  • 2011/11/08 11:28 AM
こまこさん、この度はご訪問ありがとうございます。

「院内ではPTを昔ながらの目視で至急検体のみやってます」
すいませんが、目視の意味が分かりませんでした。
どのような測定原理でしょうか。測定機器名は分かりますでしょうか。

「INRが必要な時は外注で対応してます」
すいません、これも意味が分かりませんでした。
PTが測定できるのであれば、INRは算出されるはずですが。。。


PTの秒数が試薬によって大きく変わることは良く知られています。
それで、INRに換算するようになったという背景があります。

ただし、26秒台が52秒台というのは、ちょっと乖離しすぎのようにも感じます。
このような乖離が絶対ありえないという訳ではないですが。。。

「ワーファリンの投与(1mg1錠)中止5日後でもINR4.17」
院内測定でのINRはどうでしょうか(PTを院内でされているのであれば、院内でINRを算出できるはずです)。

「ワーファリンの投与(1mg1錠)中止5日後でもINR4.17です」
外注検体の取り扱いに問題はないでしょうか。
例えば、早朝に採血がなされているけれども検体の回収は午後、検体が室温に長時間放置されている、ルート採血されている。。。。など。

不明な点が多いのではっきり回答しにくいのですが、分かる範囲内で書かせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
  • あーちゃん
  • 2011/11/08 5:24 PM
早々のお返事ありがとうございます。
甚だ説明不足で申し訳ありませんでした。
昔ながら…はQuick一段法で正常血漿の測定をしてない、高温槽と試験管とストップウォッチと目でやっているということです。
ですから機械ではないのです。今朝試薬のISIを見たら1.61から1.94まで機種によって幅がありました。


また外注検体取扱いについてですが、外注用に血漿分離した検体をすぐサンプリングしPT測定を行い、残りを凍結し外注に提出しているので問題は無いかとおもうのですが。
ちなみに冷蔵血漿と冷凍血漿それぞれのPTを行っても院内と外注の乖離は同じでした。
  • こまこ
  • 2011/11/09 11:13 AM
こまこさん、コメントありがとうございます。

用手法での、PTですか。。。
やはり院長に言って、機器を購入していただくのが良いのではないでしょうか。
安価な機器もあるのではないかと思います。

乖離の件は確かに謎ですね。
回答できず、申し訳ございません。
  • あーちゃん
  • 2011/11/09 11:50 AM
お答えありがとうございました。
確かにPTもベッドサイドで全血で出来ちゃう時代ですものね。
ただこの患者さんで外注でPT60秒以上でINR判定不可の時がありました。
でも院内はちゃんとフィブリン析出をこの目で確認できてたわけで、検査の現場としては???につきるわけでした。

この件とは別に、ワーファリンのコントロールをPT-INRでできない事例とかはあるのでしょうか。その時はどうするのでしょうか。

  • こまこ
  • 2011/11/10 12:20 PM
こまこさん、コメントありがとうございます。

「ワーファリンのコントロールをPT-INRでできない事例」ですが、たとえば先天性にVII、X、V、プロトロンビン、フィブリノゲンが欠損している場合には、元々PTは延長していますので、ワーファリンコントロールをPTでできないと思います。

ただし、そのような例で、ワーファリンが必要になることは極めて例外的だと思います。

その他のケースですが、肝硬変などでPTが延長している場合にも悩ましいことがあるかも知れません。ただし、通常は、肝硬変とワーファリンの両方の影響でPTが延長していますが、肝硬変がない場合と同じINRのコントロールで良いと思います。


その他にもあるかもしれませんが、すぐには思いつきませんでした。

以上、分かる範囲内で書かせていただきましたが、回答になっていますでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2011/11/10 4:28 PM
はじめまして。当該記事を興味深く拝読させて頂いております。

2009年、右下肢深部静脈血栓症を発症し、血液検査の結果、抗リン脂質抗体症候群と診断されました。( 抗カルジオリピン抗体=76、ループスアンチコアグラント=2.05)
以降、ワーファリンを服用しています。(INR=1.95から2.35)

今般、鼻の内視鏡による副鼻腔炎の手術を検討していますが、手術の際はワーファリンは中止になるとおもいますが、その場合、血栓が出来るリスクはどれくらいあるのでしょうか。 ご質問をさせて頂き度、よろしくお願い申し上げます。
  • やすきよです
  • 2011/12/01 10:31 PM
やすきよさん、この度はご訪問ありがとうございます。
INR=1.95から2.35としますと、ワーファリンのコントロールは良好のようです。

手術の規模にもよりますが、手術に際してワーファリン中断を行うことは、しばしばあります。
ただし、抜歯や白内障の手術などでは、ワーファリンを中断せずに行うことの方が多くなってきました。
書かれていますように、中断のデメリットもあるからです。

さて、内視鏡による副鼻腔炎の手術ですが、私は耳鼻咽喉科は全くの素人ですので、手術の規模が分かりません。
ワーファリンを中断するかどうかは、ワーファリンを処方されている主治医と耳鼻科の主治医との話合いになると思います。

中断に伴い血栓ができるリスクは、抗リン脂質抗体症候群の病勢にもよると思います。このあたりも、主治医に確認されると良いと思います。

歯切れが悪くて申し訳ございませんが、分かる範囲内で書かせていただきました。
  • あーちゃん
  • 2011/12/05 6:39 AM
はじめてメールさせていただきます。 母親がワーファリン(1mgx3)を服用していますが血液検査でPT−INRが2.02と、基準値より高めです。 かかっている病院では特に量の変更を考えていないようですが、この現在服用している量で問題ないかご教授いただけたらと存じます。

よろしくお願いいたします。
  • マリア
  • 2012/11/16 10:54 AM
マリアさん、この度はご訪問ありがとうございます。

PT−INRは、ワーファリンコントロール時に用いる検査です。
病気や年齢によって、どの程度にコントロールするかが変わってきます。
通常、2〜3位にコントロールします。

数字が大きいほどコントロールが強く、数字が小さいほどコントロールが弱いことを意味します。

たとえば、INRが5以上では出血の懸念があります。
INR1.2ではほとんど効いていません。

なお、ワーファリンを内服していない健常人では、INRは1になります。

INR2.02というのは、良いコントロールと考えられます(ただし、疾患などによっては話が違うことがあります)。

以上、分かる範囲内で書かせていただきましたが、回答になっていますでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2012/11/17 2:05 PM
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