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血栓症の臨床(図解)8:出血と血栓:プロスタサイクリン、PGI2

血栓症の臨床(図解)シリーズ
・出血と血栓:1234567



血管内皮からは、プロスタサイクリン(PGI2)と、一酸化窒素(nitric oxide:NO)が産生されます。この両物質は類似の作用を発揮します。

すなわち、血小板機能抑制作用と、血管拡張作用です。
血小板機能を抑制することでも抗血栓作用を発揮しますが、合わせて血管拡張作用を有することで、良好な循環維持に寄与します。

プロスタサイクリン(PGI2)は半減期が短いです(一酸化窒素も短いです)ので、そのままお薬にはなりませんが、PGI2誘導体にすることで半減期を長くすることに成功しました。

この半減期を長くすることに成功したPGI2誘導体を、ベラプロストナトリウムと言います。商品名は、プロサイリン、ドルナーです。閉塞性動脈硬化症などの治療に用いられます。

閉塞性動脈硬化症で、10mしか歩けなかった患者様が、100m以上平気で歩けるようになることもあります。この即効性は、ベラプロストナトリウムの血管拡張作用に依存しています。

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(続く)



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  • 2017.09.26 Tuesday
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コメント
プロサイリン、ドルナー
閉塞性動脈硬化症の治療でプロサイリンやドルナーを塚つた場合、一生涯使いつずけることになるのでしょうか?それともそれがきっかけで
改善するという事もありますか?
以上お尋ねいたします。
現在足に閉塞性動脈硬化症があり、軽いカンケツハコウの症状があります。
やまんば@糖尿病さん、この度はご訪問ありがとうございます。

閉塞性動脈硬化症の治療でプロサイリンやドルナーをつかった場合、一生涯使い続けることになる場合は多々あります。
プレタールなどの、他の薬剤の併用が必要になる場合もあります。
バイパスが発達して、減量可能になることもあります(まれではありますが)。
逆に進行を止められずに、手術が必要になることもあります。

同じ病名であってもその程度や合併症によって治療方針や、今後の展開が大きく変わりますので、無責任なことを申し上げることはできませんが、
少なくとも、しっかり内服を継続することで、手術が必要になる場合でもその時期を遅らせることは可能かと思います。

間歇性跛行があるのであれば、少なくとも軽症ではないようです。
しっかり内服を継続されるのが良いと思います。

以上、分かる範囲内で書かせていただきましたが、回答になっていますでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2015/11/04 7:09 PM
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