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血栓症の臨床(図解)20:アスピリンジレンマ

血栓症の臨床(図解)シリーズ
・血栓症の基礎:1234567891011121314
・抗血栓療法:151617181920



前の記事でも書かせていただいたように、アスピリンはトロンボキサンA2(TXA2)という悪玉を抑えるのみでなく、プロスタサイクリン(PGI2)という善玉まで抑えてしまいます。

これは、血栓症予防の治療を行おうとしているにもかかわらず、困ったことです。
アスピリンは良いことも悪い事もしてしまうことになります。

この困った現象のことを、医学的には「アスピリンジレンマ」と言っています。

ところが、とてもありがたいことにアスピリンジレンマをある程度回避できる簡単な方法があります。
それは、アスピリンの少量投与です。
アスピリンを少量で用いますと、より選択的に血小板に作用するようになります。
つまり、悪玉をより選択的に抑えてくれるのです。

アスピリンは不思議なお薬です。
大量に使えばより効くというわけではなく、アスピリンジレンマを回避するために、少量の方がかえって良いことがあるのです。



(続く)


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  • 2017.09.26 Tuesday
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コメント
あーちゃん先生、大変にクリアカットにご説明いただきありがとうございます。私は、冠動脈疾患の2次予防などに通常アスピリンを100mg程度経口投与しておりますが、よく考えてみたら、あまり患者様の体格など気にせず、この量を、使用しておりました。厳密に言うと、投与量は、体格補正、年齢、性別などを考慮すべきなのでしょうか?
  • ロンチャン
  • 2008/11/19 9:40 PM
ロンチャン先生、コメントありがとうございます。

私も体格補正、年齢、性別まではあまり意識していないのが現状です。

やはり、100mg/dayくらいを使用することが多いです。

でも、将来は体格補正、年齢、性別に関する大規模臨床試験がなされるかも知れませんね。

お答えにならず申し訳ございません。
  • あーちゃん
  • 2008/11/19 11:27 PM
お答えいただき、ありがとうございました。
ちょっと重箱の隅をつついたような内容の質問ですみませんでした。
  • ロンチャン
  • 2008/11/20 1:49 PM
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