<< 血栓症の臨床(図解)29:冠動脈ステント留置 | main | 血栓症の臨床(図解)31:冠動脈ステントには抗血小板療法 >>

血栓症の臨床(図解)30:冠動脈ステント、アスピリン、ワーファリン

血栓症の臨床(図解)シリーズ
・血栓症の基礎:1234567891011121314
・抗血栓療法:15161718192021222324252627
・アスピリン vs. ワーファリン:282930



この論文は古いですが、今なお真実を提示している優れた研究内容になっています。

冠動脈ステント留置後の抗血栓療法として、抗血小板療法 vs. 抗凝固療法のどちらが良いかを比較検討したものです。

答えは、予想通り、抗血小板療法の勝ちです。

しかし上図の下段部分に書かれていますが、実は、抗血小板療法群にも、抗凝固療法群にも、アスピリン(アセチルサリチル酸:ASA)が含まれています。

(1)抗血小板療法群:アスピリンのみでなく、チクロピジン(商品名:パナルジン)というもう一つ別の作用機序を有する抗血小板薬が入っています。

(2)抗凝固療法群:アスピリン(ASA)と、ワルファリン(商品名:ワーファリン)の併用です。しかも、ワルファリンは、INR3.5〜4.5と極めて強力です。

しかし、これほどまでに強力にワルファリンを用いても、抗血小板療法群(2種類の抗血小板薬の併用)の方が有効という結果でした。

やはり、冠動脈は血流の速い部位ですので、血小板活性化が主病態のようです。

凝固を抑えようという変な気(?)をおこさずに、徹底的に血小板を抑制した方が良いようです。

(補足)
 現在は、言わばスーパーパナルジンとも言える薬剤が登場しました。クロピドグレル(商品名:プラビックス)です。
プラビックスは、パナルジンと類似した構造を有していますが、パナルジンより効果は同等以上で、副作用はより少ない優れものです。
今後とも、パナルジンの処方は減少し、プラビックスの処方が増加していくものと推測されます。

(続く)


健康病気症状相談コーナーのトップページへ

人気blogランキングへ(病気症状のテーマ) ←ワンクリックは、このブログへの投票になりますが、他の優良ブログもご覧いただけます。

 

スポンサーサイト

  • 2017.09.26 Tuesday
  • -
  • 18:56
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
search this site.
categories
ランキング & 総リンク集

Yahoo!ブックマークに登録
YAHOOブックマーク

人気blogランキングへ
ブログランキングへ
総リンク集へ
ページランク
ページランク
なかのひと
profile
recent comment
links
sponsored links
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM

SEO対策アクセスアップリンク 相互リンクがアクセスアップ 検索エンジン【WODGE】 アズリンク ブログ検索サーチ BELL SEARCH! 個人サイト検索 あったかNAVI The Search 検索エンジン カテゴリ アクセスアップ トントコ 検索エンジンGOODSEARCH SEO対策ARIES☆Search 相互リンク支援サイト アクセスアップにX-TOOLS! 相互リンクPRO 検索エンジン登録 ASSISTANT SEO対策検索サイト アクセスアップ=ランキング+SEO相互リンク 相互リンク・サーフ ホームページ検索 ホームページ登録 相互リンクAGE e-poketサーチ サーチエンジンAccess.com アクセスアップは相互リンクで J.O.Y mayu サーチ SEO対策 Su-Jine Googleページランクの実験 ページランク3から にほんブログ村 健康ブログへ 健康・ダイエットランキング 相互リンクドクター!アクセスアップ 病気,症状,薬に対する病院,診療所,歯科医院の医者、歯医者さん探し医学情報サイトby健康向上委員会