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血栓症の臨床(図解)35:心房細動でのTAT、F1+2変動

血栓症の臨床(図解)シリーズ
・血栓症の基礎:1234567891011121314
・抗血栓療法:15161718192021222324252627
・アスピリン vs. ワーファリン:2829303132333435



上図では、心房細動(Af)症例での、トロンビン-アンチトロンビン複合体(TAT)、プロトロンビンフラグメント1+2(F1+2)、FM(可溶性フィブリン SF、フィブリンモノマー複合体 FMC、とほぼ同義)、Dダイマー(DD)の変動を、洞調律の症例と比較しています。

その結果、心房細動症例では洞調律の症例と比較して、これらのマーカーが明らかに上昇していることが分かります。
つまり、心房細動がありますと、凝固活性化状態になっているという訳です。

Dダイマーまで上昇しているというのは大変なことです。
Dダイマーは、体内で血栓が既に出来ていて、それが分解したことを意味しています。
今晩に脳梗塞を発症しても不思議でない状況かも知れません。

ただし、もう一つ強調しておきたいことがあります。
心房細動の全部の症例でこれらのマーカーが上昇している訳ではありません。
洞調律の方と同じく、正常範囲に入っておられるかたも多数おられます。

心房細動の一部の患者さんでは、既に明らかな凝固活性化状態になっていて、極めて危ない状態になっておられます。
ただし、心房細動があってもこれらのマーカーが正常であれば大丈夫かと言えば、そういう訳ではもちろんありません。

これらのマーかーが上昇していれば、極めて危ない状態であり、早々に対処が必要だということになりますが、これらのマーカーの上昇がなくても経過を追っていきますと上昇してくる可能性があります。

これらのマーかーの意義は、治療開始の緊急度のチェック、あるいは治療開始後は治療が有効かどうかの評価としての意義を有していると思います。


(続く)


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  • 2017.09.26 Tuesday
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