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血栓症の臨床(図解)36:心房細動、F1+2、ワーファリン、アスピリン

血栓症の臨床(図解)シリーズ
・血栓症の基礎:1234567891011121314
・抗血栓療法:15161718192021222324252627
・アスピリン vs. ワーファリン:282930313233343536



前回の記事で、心房細動(Af)症例では、トロンビン-アンチトロンビン複合体(TAT)、プロトロンビンフラグメント1+2(F1+2)、FM(可溶性フィブリン SF、フィブリンモノマー複合体 FMC、とほぼ同義)、Dダイマー(DD)が上昇することを紹介させていただきました。

このような分子マーカーの変動からも、心房細動症例では凝固活性化状態になっているということがわかります。

それでは、心房細動に対して、抗血小板療法(アスピリン)や、抗凝固療法(ワルファリン、商品名 ワーファリン)を行うと、凝固活性化状態は是正されるのでしょうか?

上図では、心房細動症例における凝固活性化状態をプロトロンビンフラグメント1+2(F1+2)で評価しています。
control(コントロール)というのは、抗血栓療法を行っていない心房細動症例です。
この測定系でのF1+2の正常値は、0.4〜0.8nMですが、抗血栓療法を行っていない心房細動症例では、F1+2が、1.6nM程度にまで上昇していることが分かります。

さて、このような心房細動症例に対してアスピリンを投与するとどうでしょうか。
F1+2は高値のままです。

一方、ワルファリンを投与するとどうでしょうか。
F1+2は、0.5nM程度にまで低下して正常化していることが分かります。

つまり、心房細動に伴う凝固活性化状態は、アスピリンによっては是正されないけれども、ワルファリンによっては是正されるということが分かります。

心房細動に対してワルファリンの方がより有効であるということは、大規模臨床試験によっても証明されましたが、臨床検査によっても支持されていることになります。


(続く)


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  • 2017.09.26 Tuesday
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