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血栓症の臨床(図解)37:心房細動、ワーファリン、INR、F1+2

血栓症の臨床(図解)シリーズ
・血栓症の基礎:1234567891011121314
・抗血栓療法:15161718192021222324252627
・アスピリン vs. ワーファリン:28293031323334353637



このグラフは、心房細動(Af)症例において、PT-INRとプロトロンビンフラグメント1+2(F1+2)との相関をみたものです。

PT-INRは、ワルファリンコントロールの強度を示しています。PT-INRの数字が大きいほどワルファリンコントロールは強力です。通常は、心房細動では、PT-INRが2〜3になるようにコントロールします。

PT-INRが、たとえば5以上になるというのは、ワルファリンコントロールは超強力です。
脳出血を起こしてしまうかも知れないレベルです。
一方、PT-INRが1程度というのは、ワルファリンを内服していないのと同じ状態です。

F1+2は、凝固活性化のマーカーです。

グラフを見ますと、予想通り、PT-INRとF1+2との間には負の相関関係が見られています。
つまり、PT-INRが大きくてワルファリンコントロールが強力であるほど、F1+2は低下しており凝固活性化が是正されていることが分かります。

逆に、PT-INRが低値であるほど、F1+2は高値であり凝固活性化状態が是正されていないことになります。

確かに全体としてみれば、ワルファリン強度と、凝固活性化是正(F1+2の抑制)には関連があるようです。


しかし、良く見ますと例外も多々あります。たとえば、INRが6以上と出血の副作用が懸念されるレベルであってもF1+2が依然として高値であったり(ワルファリン療法の限界です)、逆にINRが1程度とワルファリンを内服しているかどうか分からないような状態であってもF1+2が正常であるような症例も見られます。

やはり、個々の患者様のワルファリン治療にあたっては、INRのみでなく、F1+2などの凝固活性化マーカーのデータをみながら、慎重にワルファリン投与量を調節すべきと考えられます。


(続く)


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  • 2017.09.26 Tuesday
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