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血栓症の臨床(図解)40:心房細動、INRと出血、血栓塞栓症

血栓症の臨床(図解)シリーズ
・血栓症の基礎:1234567891011121314
・抗血栓療法:15161718192021222324252627
・アスピリンvs.ワーファリン:28293031323334353637383940



心房細動からの、脳梗塞(脳塞栓)発症を予防するためには、ワルファリン(ワーファリン)が有効です。

現在の臨床の現場においては、INRでコントロール具合がチェックされています(ただし、D-ダイマーや凝固活性化マーカーのF1+2を合わせてみることの重要性は前述の通りです)。

INRが大きいほど、ワーファリンのコントロールが強力であることを意味しています。
ただし、INRが高値であればそれで良いかと言いますと、そういう訳ではありません。
出血の副作用の問題があります。

上図はとても示唆に富む成績です。
INRが2.0未満になりますと、脳塞栓などの血栓塞栓症の発症頻度が高くなってしまっています。
逆に、INRが4.5以上ですと大出血(脳出血を含む)がみられるようになっています。
どうも、INR2.0〜3.0が、血栓塞栓症を抑制し、しかも出血の副作用が少ない良いコントロールのようです。

しかし、じっくりこのグラフを眺めていますと注目すべき現象が分かります。
INR4.0以上の強力なコントロールであっても、やはり血栓塞栓症の発症頻度が高いのです。
これは、どういうことを意味するかと言いますと、INRは決して効果判定のマーカーにはなっていないということです。
INRを高値にすればするほど効果が上がっているという訳では決してありません。

やはり、INRは出血の副作用チェックとしての意義の方は大きいものと考えられます。

(続く)


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  • 2017.09.26 Tuesday
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