<< 血栓症の臨床(図解)54:肺塞栓、深部静脈血栓症、日本人には? | main | 血栓症の臨床(図解)56:エコノミークラス症候群、地震災害、車中泊 >>

血栓症の臨床(図解)55:肺塞栓、深部静脈血栓症、地震災害

血栓症の臨床(図解)シリーズ
・血栓症の基礎:1234567891011121314
・抗血栓療法:15161718192021222324252627
・アスピリン vs. ワーファリン:
28293031323334353637383940
414243444546
・深部静脈血栓症/肺塞栓(DVT/PE):
474849505152535455


深部静脈血栓症(deep vein thrombosis:DVT)と肺塞栓(pulmonary embolism:PE)は、しばしば同時にみられます。マスコミでは、エコノミークラス症候群(あるいはエコノミー症候群)と、報道されることがあります。エコノミークラス症候群の医学的詳細は後日記事にさせていただきます。

このエコノミークラス症候群について知っておかなければいけないこととして、地震災害時の発症をあげることができます。

先の、新潟中越地震の際に、被災者特に車中泊をされている方々に肺塞栓が多発されたことが知られています。車中泊を行っていますと、下肢(あし)をあまり動かすことができずに筋肉ポンプが働きません。そうしますと、下肢に血液が淀むために血栓ができやすくなるのです。

地震が小康状態になったということで、車外にでますと一気に下肢の筋肉ポンプが働きます。下肢に形成された血栓が筋肉ポンプの作用によって飛んで肺動脈に閉塞しますと、肺塞栓です。

日本でのその後の地震では、このことを教訓に車中泊はほとんど行われなくなっています。

当時の地震の際に、とても貴重な検討がなされています。巡回診療により、車中泊の方のDVTの有無を検討したものです。何と、驚くべきことに、30.4%の方でDVTが発見されています。

車中泊がいかに悪いかを示す成績ではないかと思います。

なお、地震災害時には、ストレス、脱水などの、その他の要素もDVT発症に寄与しているものと考えられます。


(続く)


健康病気症状相談コーナーのトップページへ

人気blogランキングへ(病気症状のテーマ) ←ワンクリックは、このブログへの投票になりますが、他の優良ブログもご覧いただけます。


スポンサーサイト

  • 2017.09.26 Tuesday
  • -
  • 18:53
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
search this site.
categories
ランキング & 総リンク集

Yahoo!ブックマークに登録
YAHOOブックマーク

人気blogランキングへ
ブログランキングへ
総リンク集へ
ページランク
ページランク
なかのひと
profile
recent comment
links
sponsored links
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM

SEO対策アクセスアップリンク 相互リンクがアクセスアップ 検索エンジン【WODGE】 アズリンク ブログ検索サーチ BELL SEARCH! 個人サイト検索 あったかNAVI The Search 検索エンジン カテゴリ アクセスアップ トントコ 検索エンジンGOODSEARCH SEO対策ARIES☆Search 相互リンク支援サイト アクセスアップにX-TOOLS! 相互リンクPRO 検索エンジン登録 ASSISTANT SEO対策検索サイト アクセスアップ=ランキング+SEO相互リンク 相互リンク・サーフ ホームページ検索 ホームページ登録 相互リンクAGE e-poketサーチ サーチエンジンAccess.com アクセスアップは相互リンクで J.O.Y mayu サーチ SEO対策 Su-Jine Googleページランクの実験 ページランク3から にほんブログ村 健康ブログへ 健康・ダイエットランキング 相互リンクドクター!アクセスアップ 病気,症状,薬に対する病院,診療所,歯科医院の医者、歯医者さん探し医学情報サイトby健康向上委員会