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  • 2017.09.22 Friday
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コメント
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2008/10/16 10:48 AM
《経過ご報告》
昨年11月に質問させていただいた者です。
抗リン脂質抗体症候群の検査を兼ねて12月大学病院へ転院しました。
検査結果は陰性。
ワーファリン内服量が倍になりましたが効果がない為、今日からパラミヂンカプセル300mgが追加されました。
  • dhrnj385>Yahoo!知恵袋
  • 2009/01/15 12:29 PM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2009/03/15 12:00 PM
間違いが多数ありましたので、修正の上再送信させていただきます。失礼致しました。
昨日の私の感情的な書き込みに対し真摯に応えていただきありがとうございました。
国としては悪い方向に進んでしまった新臨床研修システムですが、研修医個人単位で見ると
医局に属さないことで、自由に行動できるというメリットは計り知れない物があります。

結局呼吸器科に入局しましたが、研修医時代は医局に属していないということで、
オーベンに全く臆することなく反論出来る自由など、様々な良さがあると思いました。

閑話休題

DIC治療を始めるタイミング、フサンとエフオーワイの違いについて御教示お願いいたします。

80代男性、体重40kg、肺癌StageB(T2N0M0)、肺気腫による呼吸機能低下のため化学療法による治療を選択しました。
CBDCA+PTX2クール目day8終了後4日目(8/10深夜)に発熱、WBC5000(8/10)→1500(8/11)と低下、胸写、CTで左肺野の肺炎を認めたため
ダブルルーメンCV確保しカルバペネム(オメガシン0.3g×2/日)開始、G-CSFを3日投与、強ミノ40mg/日開始しました。、血液ガス、CBC、CRP連日測定としました。
8/13、14の採血でより血小板17万→13万(8/13)→10万(8/14)への低下を認めたため、
14日、15日に凝固系の測定施行しました。
血小板10万(8/14)、PT、APTT正常、PT-INR1.21(8/14)→1.03(8/15)、フィブリノーゲン600〜700台と低下はありませんが、
FDP>40(8/14)と上昇を認めており、また、数日前からの採血時の凝固が顕著であったため、8/14よりエフオーワイ800mg/24h、
ヘパリン5000単位/day開始しました。なお、PO2 60mmHg、PCO2 50mmHg前後に低下していたため8/12よりソルメドロール125mg投与
開始しており現在O2 3LでSaO2 98%に改善しております。PO2は50前後ですが現在CO2ナルコーシスによる呼吸抑制はありません。8/15にはFDP正常化しました(<5)。8/17にAT掘D-dimerも追加測定としました。
出血傾向(−)、肝機能、腎機能問題なく、尿量2400ml/日となっております。

指導医が夏休みであったため、実質初めてのDIC治療となりました。フィブリノーゲン高値でのフライング気味の治療開始でしたが。
フィブリノーゲン低下を待っていたら確実に死亡すると感じました。治療開始時期決定のタイミングと診断基準のずれの問題、
また、フサンとエフオーワイの違いについて御指導よろしくお願いいたします。
  • 卒後4年目医師
  • 2009/08/16 11:45 PM
ご質問いただきありがとうございます。いくつか確認もさせていただきながら、分かる範囲内で回答させていただきます。

1) 今回の症例をDIC(診断基準は満たしませんので正確にはDIC準備状態)と考えるかどうかは、FDPのデータの確からしさに大きく依存いたします。血小板数低下は化学療法に伴う骨髄抑制の影響もあると思いますので。

 貴院でのFDPは血清FDPでしょうか、それとも血漿FDPでしょうか。もしも血清FDPの場合には、検体中へのヘパリンの混入でartifact的にFDPが高値になってしまうことがあります。具体的には、ヘパロックされているルートからの採血などでしばしば問題になるartifactです。

2) 血漿FDPである、または血清FDPだけれどもヘパリン混入検体ではない、ということであればFDP > 40のデータは信頼できます(Dダイマーの裏付けがあればなお信頼できます)。DIC準備状態(切迫DICと言うこともあります)の判断のもとに、治療開始するのは理にかなっているものと考えられます。フィブリノゲンは、感染症では炎症反応に伴い上昇しますので、感染症が引き金となったDICではほとんど低下しませんのであてになりません。最近登場した急性期DIC診断基準には、フィブリノゲンの項目は入っていないくらいです。

3) FDP > 40と半定量なのが気になります。時間外であったために、判定量法による測定しかできなかったのでしょうか。

4) 「数日前からの採血時の凝固が顕著」:これはDICとはあまり関係ありません。確かに、線溶亢進型DICでは採血後の止血困難がある場合がありますが、これによりDICを疑うほどパワーのある所見ではありません。たとえば、急性白血病ではDICの有無にかかわらず、しばしば採血後の止血困難があります。

5) FDPの値が確かであれば、ヘパリン5,000単位/dayの治療は適切と思われます(より副作用の少ない低分子ヘパリン75単位/kg/24hだとなお良かったと思いますが)。ただし、エフオーワイ800mg/24hはあえて必要なかったと考えられます。エフオーワイを使用する時と言うのは、高度の出血のためにヘパリン類を使用できない時です。逆に、ヘパリン類を使用しているのであれば充分に抗凝固の治療がなされている訳ですから、抗凝固活性が極めてマイルドなエフオーワイを併用する必要はないことになります。

6)FOYとフサンの使い分けについて:フサンは何と言っても線溶亢進型DICに極めて相性の良いお薬です。しばしば、原疾患が悪化していてもDICの出血が軽減します。一方、FOYは現在の臨床量では抗凝固活性がマイルドであるために、ヘパリン類を使用できないような症例に対して良い適応になります。

7) 今回の症例は、FDPのデータがartifactでないならば、ヘパリン5,000単位/24時間の治療で極めて妥当であったと思われます。DICの病勢からしても、5,000単位/24時間は良いさじ加減ではないかと思われます。

8)なお、適切な治療法の選択のためにも、DICの病型分類は重要と考えられています。DICが疑われた症例では、TAT、PICも測定したいところです。



以上、分かる範囲で書かせていただきましたが、ご参考になっていますでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2009/08/17 12:45 PM
ご回答ありがとうございます。
FDP測定値は>40ではなく、ニプロネオチューブを使った定量的な物で、正確な値は40μg/mLでした。
定量的な値です。
正確な値を報告せず失礼いたしました。
Dダイマーもこれから必ず測定項目に加えさせていただきます。
自分の治療と最新の治療ガイドラインとの乖離に自分の勉強不足を感じました。
ご教示ありがとうございました。

ちなみに、私の病院ではTAT、PICは外注になるとのことです。

  • 研修医4年目
  • 2009/08/17 5:16 PM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2009/10/18 6:56 AM
この記事で、個人メールでの返答をご希望される書き込みをいただきました。ただし、今までに(これからも)個人メールでの返答は一度も行っていませんので、どうぞよろしくご理解お願いいたします。

都会圏の病院での診療をうけたあとに、ご自分の地元大学病院に紹介状を書いてもらうことはできるかとのご質問もございましたが、全く問題ないと思います。逆の紹介パターンもよくあります。このような交流は病院間では日常茶飯事とも言えると思います。


  • あーちゃん
  • 2009/10/18 8:59 AM
是非、宜しくお願いします。

1ヶ月くらい前に、排便の際に切れ痔のような感じになり、それから排便の時に少し痛みと出血がありました。

最近は痛みはないですが、排便の時は、多少出血します(便器の中を覗くと血がはっきりわかります)

血便というのは、何かしら病気なのでしょうか?


まだ30歳で子供も小さく、心配と不安になってしまいました。


宜しくお願いします。
  • めい
  • 2009/12/26 6:57 PM
めいさん、この度はご訪問ありがとうございます。

書かれているように切れ痔ではないかと思います。これは、良性の病気です。

消化器外科の受診をお薦めいたします。速やかに治るのではないかと思います。
  • あーちゃん
  • 2009/12/26 8:24 PM
こんにちは。以前知恵袋で回答いただきましたID:oronamin_sukiです。知恵袋よりもこちらに書かせていただいた方がご迷惑にはならないかと思い書かせていただきます。
あれから、血液検査を、他の病院で受けたのですが、正月を挟んでいるためまだ結果が出ていない状況です。しかしながら、左足の太ももからつま先までの浮腫みと、昨日のエコー検査の結果ふくらはぎ部分と、2箇所肺に飛んでいた1つは、溶けていると言われましたが、まだ太ももと付け根の辺りには残っているみたいです。仮フィルターも2週間しか持たないという事で年末再度入れなおしたのですが、それももうすぐ期限が切れる為、永久フィルターも考えているといわれました。しかこちらのブログを拝見しているとデメリットの方が多そうなのでとても不安です。
永久のものをいれると、もう取り出すことは出来なくなるのでしょうか?ワーファリンも効き出し7錠から5錠まで減りました。
  • kawai
  • 2010/01/08 1:00 PM
Kawaiさん、こちらのブログにご訪問いただきありがとうございます。

書かれた内容からは、血栓は充分ではないもの縮小傾向にあるということでよろしいでしょうか。

永久フィルターに対する考え方は、専門家の間でも意見が分かれるのではないかと思います。メリットとデメリットの両面から慎重に判断することになると思います。

病状によっては永久フィルター(取り出しませんので永久と言います)のメリットが大きい場合もあると思います。実際、私が拝見している患者様で、永久フィルターを留置されている方が何人かおられますが、皆さんお元気で問題なく通院されています。

私個人的に感じている点としましては、永久フィルターを留置されている患者様ではやや強めのワーファリンコントロールのさじ加減が良いように感じています。

主治医と、永久フィルターのメリットとデメリットに関して充分な説明を受けられた上で、判断されてはと思います。

回答になっていますでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2010/01/08 5:37 PM
こんばんは。
お忙しい中ご回答ありがとうございます。
血液検査の結果が出ていないのですが、やはり、普通の人より血栓ができやすいみたいです。永久のは取り出せないのですね・・・まだ36歳なので、この先ずっと入ったままというのにはとても躊躇してしまいます・・・
血栓自体は縮小していると、先生はおっしゃっていました。
うまくいけば来週には退院できるかと期待しているのですが、このままフィルターなしで退院だと、怖い気もします。。
主治医の先生の判断に任せるしかなさそうですね><
  • kawai
  • 2010/01/08 10:42 PM
研修医です。血小板減少と、凝固因子異常の出血症状は区別がつきますか。たとえば、診察で粘膜に出血点があるかみたとき、それは血小板減少だけ確認しているのですか。また、血友病の筋肉、関節内出血はよくききますが、すぐ気づくことができるものですか。
血液の分野は興味はあれど、苦手です。先生のホームページをみつけ、なんだか安心しました。
  • A.T
  • 2010/01/10 3:22 PM
A. Tさん、この度はご訪問ありがとうございます。

血小板数減少に伴う出血症状と、凝固異常に伴う出血症状とには、違いが見られます。

血小板数減少:粘膜出血、皮膚出血がみられやすいです。皮膚出血では、点状出血は特に血小板数減少時の出血症状として特徴的です。

凝固異常:皮膚出血もみたれやすいですが、この場合、点状出血ではなく斑状出血、びまん性出血などの大きな紫斑がみられるのが特徴です。
http://www.jsth.org/publications/pdf/tokusyu/18_6.559.2007.pdf

血友病A&B(先天性):関節内出血が最も特徴的です。また、筋肉内出血も有名です。

後天性血友病:血友病A&Bとは異なり、関節内出血は例外的です。皮下出血や筋肉内出血が特徴的です。
http://www.3nai.jp/weblog/entry/30558.html

リンク先の記事もご参考になるのではないかと思います。

この度は、ご訪問いただきありがとうございました。
  • あーちゃん
  • 2010/01/10 3:51 PM
検索にてたどり着きましたが非常に詳しくとても参考になりました。
といいましても素人患者ですから悩みと疑問が増すばかり、あーちゃん先生には少し専門外かもしれませんがいくつか質問させていただきたいと思います。
10年ほど前に自己免疫疾患であるSLEと診断され治療を続けています。
発症当初から抗リン脂質抗体が陽性でしたが血栓症の既往はありません。
3年前に股関節手術を受けたのち皮膚症状が急激に悪化し、蝶型紅斑やDLEといったSLEに伴なう症状はじめ、皮膚生検をしても原因不明(抗リン脂質抗体が悪さ?しているかもと言われてます)の皮膚潰瘍が多発し現在も悩まされています。
蝶型紅斑やDLEにはステロイド増量で消失しないものの軽減します。潰瘍にはステロイド軟膏やプロトピック軟膏も使用していますが効果が感じられず治りそうと思ったら穴が開くということを繰り返し、一時期パルクス注射も週2回半年ほど続けましたが効果があったようには感じず中止しました。潰瘍自体は小さなものですが数が多く できやすい顔や頭部・背部は凸凹になってしまいました。
ドルナーとバイアスピリンも処方になって2年以上たっています。
経過の前置きが長くなりましたが、SLEの数値は現在安定しており、近々ふたたび手術をという話になりつつあると同時に、パルクス注射を再びとも言われています。(内科・皮膚科・整形外科すべて別の病院のため意思の疎通が難しいと感じています)
抗リン脂質抗体が陽性だと術後血栓症のリスクは高くなりますか?免疫抑制してなぜ陰性化しないのでしょう?
過去に血小板減少がおきていたことが数度(一番低いときでステロイド治療前の7千、他は10万)あります。今まで出血傾向はありませんが、術後急激に血小板が下がったり術後管理が難しくなるということはあるのでしょうか?
免疫抑制剤のためと思われる骨髄抑制があり白血球が少ない状態が続いています。特にリンパ球が少ないのですが手術を受けるのに何か問題となりますか?
またドルナー・バイアスピリン・パルクス注は術前のいつ頃に中止したほうが良いのでしょうか?
凝固系の検査をすると基準値を下回っている項目がいくつかありました。3年前術前に受けた血液検査だったため今まで気にしていなかったのですがA.Tさんのコメントで思い出しました。前回そのまま手術となりましたから問題ないのでしょうが内科の主治医はこの結果を(たぶん)知らず過去に同様の検査をした記憶はありません。報告しておいたほうが良いでしょうか?
このような状態で手術を受け本格的にSLEが再燃したら…と思うと手術は恐すぎ悩んでも堂々巡りなんですが、引きこもり生活も4年。そろそろ何か答えを出したいと思いご相談させていただきました。
ご回答いただけることだけでも結構です。よろしくお願いいたします。
  • ゆうか
  • 2010/01/13 12:18 AM
ゆうかさん、この度はご訪問ありがとうございます。

抗リン脂質抗体症候群での皮膚潰瘍はしばしばみられます。皮膚の循環障害が主因のことが多いと思います。

個人的には、皮膚科的治療に加えて、弾性ストッキングが有効である経験を蓄積しています。弾性ストッキングにより、下肢皮膚循環の改善を期待しようとする意図です。

今回の病状に対して、ドルナー(プロサイリンも同じ)は期待したいお薬です。用量はどのくらいでしょうか。もし、副作用がなければ6錠/分3(1回2錠)で、内服したいです。

「抗リン脂質抗体が陽性だと術後血栓症のリスクは高くなりますか?」とのご質問ですが、今回の手術も股関節置換術でしょうか。もしそうであれば、術後の深部静脈血栓症や肺塞栓のリスクはあります。この手術は、抗リン脂質抗体がなくても、術後に血栓症をきたすことがある位です。そのため、術後血栓症予防に、アリクストラまたは、クレキサンの投与が望ましいです。

「免疫抑制してなぜ陰性化しないのでしょう?」というご質問はもっともです。残念ながら、抗リン脂質抗体は、ステロイドでは消失しません。今後、抗リン脂質抗体を消失させるような治療法の開発が望まれています。

過去の血小板数の変動から、術後に血小板数が低下する可能性を否定はできません。

ドルナー・バイアスピリンなどですが、手術1週間くらい前に中断して、中断の期間は、ヘパリンの持続点滴を行うという方法もあります。ヘパリンには抗血栓作用があります。静脈投与の場合の半減期は0.5〜1時間くらいですいので(点滴をやめると効果のきれが早いです)、手術の3時間前くらいまで(手術のかなりぎりぎりまで)投与可能です。

全てに対しての回答はできていませんが、分かる範囲内で書かせていただきました。多少なりともご参考になれば幸いです。
  • あーちゃん
  • 2010/01/13 4:48 PM
早くもご返信いただき驚いています。丁寧なご回答を本当にありがとうございました。
潰瘍は皮膚の循環障害ですか…なるほどですね。関連があるのかレイノー症状も同時期から強くでるようになりました。加えて低体温に低血圧にも悩んでいます。
服薬中のドルナーはジェネリックで1錠(20μg)を1日3回飲んでいます。容量が少なく効果を感じないのかもしれませんね。増やしたいところですが この量が(軽度な副作用ですが)下痢たまに吐気の我慢できる量のような気がしていました。以前2週間ほど飲んだ時は(容量の記憶はありませんが)症状が強く服薬を続けられませんでした。主治医と相談してみることにします。
弾性ストッキングは今まで使ったことがありません。じつは前回の術後でも使っていません。私の場合 締め付けたままなのは血栓を作るから使わないのだと勝手に思っていました。
あとヘパリンや術後アリクストラ(またはクレキサン)の投与ですね。
手術は前回も今回も骨切り術で、術後安静が長くなりますから血栓症には要注意ですね。前回すべてお任せで手術を受けました。今回は整形ともよく話し合ってみることにします。
話し戻りますが弾性ストッキングは下肢に使用するものですよね。私の皮膚潰瘍は(レイノーでは真っ白になるのですけれど)手や足には全く出現しません。このストッキングは下肢のみに効果があるということでしょうか?それなら私が使うなら目出し帽のようなタイプでないと…かなり苦しそうですね(笑)
抗リン脂質抗体はステロイドに反応しないのですね。他にも陰性化しない抗体あるのに…と送信後に思ったんです(恥)。でもステロイド量が少なくて陰性にならないのかと想像してましたから、ハッキリ書いていただいて吹っ切れました。
あと一つ質問よろしいでしょうか?
この潰瘍、当初は血管炎と言われ結局 血管炎とも抗リン脂質抗体によるものとも断定されなかった経緯があります。この2つは別の原因(?)によって発症する別の病気なのでしょうか?そもそもループス血管炎とは…?
現在の治療法はベストに近いと思って差し支えないですか?
ともかく抗リン脂質抗体が原因ならば潰瘍は長いお付き合いになるということですね。
  • ゆうか
  • 2010/01/14 12:38 AM
ゆうかさん、コメント入れていただきありがとうございます。

ドルナー(プロサイリンも同じ)の副作用として多いのは、頭重感、動悸、ほてり感などです(血管が拡張することによります。ですから副作用とは言ってもドルナーの本来の作用とも言えます)。

下痢、吐気の副作用は私は初めてお聞きします。本当に副作用だったのかどうかは、何とも言えないかも知れません。

弾性ストッキングは下肢に装着します。よく、下肢を締め付けると血流が悪くなるのではないかというご質問をいただきますが、そういうことはありません。表在静脈の血液うっ滞を改善します。

血管炎と血栓は違う病態です。抗リン脂質抗体症候群は血栓です。血管炎であれば、抗リン脂質抗体症候群が原因ではないと考えるのが一般的です。ただし、個人的見解ですが、血管炎と血栓との共存病態も少なくないのではないかと思っています。

治療法は時代とともに考え方がかわってくると思います。また、専門家の間でも意見が分かれることも多々あります。私は以下が良いのではないかと思います。

1) 弾性ストッキング装着
2) 可能であればプロサイリンの増量
3) 深部静脈血栓症はないでしょうか。最近、下肢静脈エコーはなさっているでしょうか。あるいは、FDP、Dダイマー、TAT、PIC、可溶性フィブリン(SF)などの血栓と関連した血液検査は如何でしょうか。もし、深部静脈血栓症もある場合には、ワーファリンを併用した方が良いです。


抗リン脂質抗体の具体的な内容も知りたいところです。抗カルジオリピン抗体や抗カルジオリピン-β2GPI複合体の数値、ループスアンチコアグラントの結果など知りたいところです。
  • あーちゃん
  • 2010/01/14 9:58 AM
あーちゃん先生 治療法のご提案ありがとうございました!!

ドルナーの件ですが頭重感・動悸・ほてり感はありません。私の訴える下痢については主治医も首を傾げていますが服薬を中止すると即座におさまります。いまは慣れたのか軟便が日に3回程度まで。便秘よりグー!!と納得しているところです。増量のこと主治医と話し合ってみることにします!
弾性ストッキング医療用はお値段しますね。しかも長さのタイプや圧が様々あって選ぶのが難しそうです。私にはどのタイプが良いのでしょう?きちんと採寸して注文しないといけませんね。
3)についてですが2年前に潰瘍が多発し一番症状が強かった時に血栓症を疑い脳・下肢・腹部・肺などをCT・RI・МRI(どの臓器を何の検査したのか覚えていません)検査した範囲では異常ありませんでした。下肢静脈のエコーはしていないと思います。残念ながら私の場合は弾性ストッキングの保険適応は無理そうですーー。
ご質問の血液検査を測定しているのは その時に2回のようです。2種類されていました。
TATが基準値(2.7 1.12μg/l)を下回り0.5 と0.6
PICが基準値(0.8 0.0μg/ml)内の0.6 と0.7
抗リン脂質抗体ですが
10年前のSLE発症時に抗リン脂質抗体が陽性と口頭で説明を受けました。5年後に1度検査し 抗カルジオリピン-β2GPI抗体とループスアンチコアグランドは基準値以下です。
抗リン脂質抗体のことだろうと私が思える項目から2年前の結果で
カルジオIgМとIgGとLAが少し上限値オーバー、CLB2-GPIが下限値を下回っています。
この2年間は抗カルジオリピン抗体IgGを毎月測定しています。
基準値10.0未満のところ、昨年は10.0から16.7の間を乱高下し1度だけ9.6でした。
※´↓に分けたのは それぞれ別の病院で検査名や基準値がバラバラのためです。基準値オーバーでも高くない値だと感じます。正確に´△凌値を書き出したほうが良いですか?

やっぱり血管炎と血栓は違う病態なんですね。原因が分からない疑い状態のまま 2年前は(大腿骨頭だけではなく多発性の骨壊死症だったと判明し)ワーファリンやヘパリンの使用、加えてパルス治療や血漿交換といった治療を提案され、個人的な事情で拒否し免疫抑制剤の服薬を選択したんです。SLE関連の数値は半年ほとで驚くほど改善したのに、肝心の潰瘍には効果がなく(近頃やっと新生がおさまってます)、術後にまた悪化するようなことがあれば どうしたら良いのかと…。潰瘍が手術ストレスでおこったとは断定できないと言われたりもしたのですけれど もう2度と悪化させたくないものです。

今回も長々と申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
  • ゆうか
  • 2010/01/14 11:24 PM
ゆうかさん、コメント入れていただきありがとうございます。

弾性ストッキングは、病状によってどのタイプが良いのか、変わる場合があります。医療用であれば、通常は問題ないと思いますが、ストッキングの再上端がきつく締まりすぎるのは良くないです。下肢の下ほど圧が高く、下肢の上にいくほど圧が低いのが理想的です。

長さに関しても病状によりますが、もし大腿(太もも)には病変がない場合には、下腿のみのものでも充分です。

抗リン脂質抗体関連検査を拝見するかぎりは、それほど力価は高くなさそうですね。もう少し、潰瘍病変が良くなっても良いような気も致します。

やはり、弾性ストッキング装着、可能であればプロサイリンの増量をお勧めしたいと思います。
  • あーちゃん
  • 2010/01/15 12:17 PM
あーちゃん先生 
日々お忙しいでしょうに、このたびは色々とありがとうございました。
弾性ストッキングは購入することにします。
ドルナー増量については受診日に主治医に話してみます。
手術予定は夏で直前キャンセル可と言われていますから各医師に相談しながら悩んでみますね。
色々とありがとうございました。直接お礼申し上げることは叶わず残念ですが感謝しています。
先生の今後のご活躍も期待しております。本当にありがとうございました。
  • ゆうか
  • 2010/01/15 1:23 PM
今回、初めて質問させて頂きます。私48才の男性です。去年より朝の血圧の記録を持ち近くの内科に通って降ります。夏場(7〜9月頃)は平均132/82でしたが、冬場(12〜1月)になり平均140/90(時には150台)と高めになってきています。病院の先生は上の血圧140連発するようならば投薬治療に入りましょとの事でした。また、夜中の排尿時前に血圧を計ると170/100などと恐ろしい位の数値を示します。排尿後に直ちに計ると140/90台に戻るのですが。その症状も先生に伝えたところ「一応、早朝高血圧と言う事も視野に入れ様子を見ていきましょう」とのことです。気になったので先生に瞬間的に170台の血圧は心配ないのか尋ねたところ、180〜200だと色々と症状が出てきますとの説明でした。私は現在、他の疾患は持っておりません。また違った視点からアドバイス頂けましたら幸いです。どうぞ宜しくお願いします。
  • すすむ
  • 2010/01/18 2:59 PM
すすむさん、この度はご訪問ありがとうございます。

冬場は、多くの人で血圧が高めになります。換言いたしますと、春を迎えて暖かくなりますと、血圧は低下傾向になる方が、多々おられます。

さて、現在の血圧を拝見しますと、確かに170/100は高いように感じます。どの位の血圧になったらお薬による治療を開始するのかに関しましては、医師によっても考えが分かれるのではないかと思います。

おそらく私であれば、弱めにお薬による治療を開始するのではないかと思います。ただし、もう少し経過をみるというのも、一つの考えではあると思います(もし、標準体重を越えている人であれば、体重をおとすことで血圧の低下を期待できます)。

どっちつかずの回答ですいません。
  • あーちゃん
  • 2010/01/18 3:47 PM
早々のご回答を頂き有難う御座いました。

専門の先生に別の観点からアドバイスを聞かせて頂く事は、本当に気持的にも安心します。また何か疑問に感じる事があった時は質問させて頂きたいと思います。
例えば、血液検査の各数値の結果について・・・など。またその節は宜しくお願い致します。有難う御座いました。
  • すすむ
  • 2010/01/19 10:45 PM
先日は血圧の事で色々と質問させて頂いたものです。どうも有難う御座いました。

今回の質問ですが、
血液検査(2009.12)で、LD /185 ・HDL/55 ・中性脂肪/215とかなり高い数値がでました。
病院の先生が、来月の診察で頚動脈エコー(超音波)の検査をしてみましょうとの事でした。
この、頚動脈エコー(超音波)ではどの様な事がわかるのでしょうか?
また、検査は来月(1ヵ月後)ではなく早いほうが良いでしょうか?

3ヶ月前の血液検査では基準値でした。この時(2009.9)は、前回(2009.7)の検査で
コレステロール値が高い事を指摘され食事を厳しく制限し、またウォーキング(有酸素運動・60分/日程)などで、
体重を3ヶ月で8kg減量した結果だと思っています。

ただ今回(2009.12)の結果では「ちょっと高いですね、食事療法だけで下げる事は難しいかも・・・」
との事でした。やはり、頚動脈エコー(超音波)の検査次第では、投薬治療を開始した方が良いという事なのでしょうか?

それから、先生からは指摘されなかったのですが、個人的にもう一つ気になる数値があるのです。
それが血液自体の数値で、白血球数/6400・赤血球数/600と赤血球数がかなり高い事。この数値は、
どの様に捉えれば良いでしょうか?ちなみに、血色素量(Hgb)とヘマトクリット(Hct)は基準値でした。


お忙しい中、こんな不仕付けな質問ばかりですみません。あーちゃん先生のご意見が頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
  • 2010/01/21 9:43 PM
この度もご訪問いただきありがとうございます。

1) LD /185は、LDL-コレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)185で合っていますでしょうか。確かに、高いですが、著増というほどではありません。
2) 中性脂肪/215は、空腹時のデータでしょうか、それとも食後の採血でしょうか。空腹時であれば高いですが、食後であればさほどでもありません。コレステロールは、直前の食事の影響はありませんが、中性脂肪は直前の食事の有無によって大きく左右されます。
3) 頚動脈エコーによって、頸動脈の動脈硬化の程度が分かります。ドックなどで、毎年されている方もおられます。症状がない場合には、緊急に行う検査ではありませんので、1ヶ月後でも支障ないと思います。
4) 薬物療法を開始するかどうかは、医師によって意見が分かれるかも知れません。もし、以前は食事療法と運動療法でコントロールされていたのであれば、もう一度頑張ってみるという選択肢もあるかも知れません。
5) 赤血球数/600と赤血球数が高い:血色素量とヘマトクリットは正常であったということですが、正常だけれども上限だったでしょうか。もし喫煙されていればそれが原因になりえます。喫煙されていない場合には、ストレスも原因になりえます。ただし、いずれにしても1回の結果では何とも言えません。経過を追うことが重要です。

以上、分かる範囲内で書かせていただきました。回答になっていますでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2010/01/22 7:59 AM
お世話になります。今回も丁寧なご回答を頂き本当に有難うございます。

1)の LD /185は、LDLでした。脱字が多く申し訳ありません。

2)の 中性脂肪/215は、確か食後4時間くらい経っていたと思います。ですから「高い」という事をい肝に銘じておきます。

3)の 頚動脈エコーの検査内容も理解できました。動脈硬化の進行度の検査と言うことですね。

4)の 薬物療法の事ですが、自分の身体です。今一度、食事療法と運動療法で頑張ってみようと思います。ただ、担当の医師から「薬物療法へ・・・」とのご指導があれば、それも合わせてと言う事になるのでしょうね。

5)の 赤血球数/600の数値ですが、他の数値は、血色素量/15.8でヘマトクリット/48.8と記録されています。何かの病気の前触れでしょうか?

喫煙はしていません。ただ、以前(10年前)は40本/日ほど吸って居たヘビースモーカーでした。今は、完全に絶って居ます。今後、吸う事は皆無と思います。
また正直、ストレスを感じるタイプですし、検査(血圧・採血・心電図・ほか)の度に緊張してしまいます。性格でしょうねぇ。この事が検査結果に?
そうだとするならば、なんと自分は神経質なのでしょう。

お忙しい中、的確なアドバイスをして頂いた事に感謝いたします。また宜しくお願い致します。
  • 2010/01/22 5:06 PM
こんにちは、あーちゃん先生も日々御忙しい事と存じます。

先日は詳細なご回答を頂き有難う御座いました。

今回は、目の症状について質問させていただきたいのですが、実は以前(10年前頃)から年に数回(5〜6回、全く症状の現れない年もあります) 閃輝暗点が起こります。この症状が有る方は、その後に頭痛が必ずくると聞きますが、私の場合は何も起こりません。

年齢が40台後半でもあり、高血圧気味・コレステロール値も高い様なので、何かそのあたりが関係しているのでしょうか?

それとも、何か他の病気の前触れでしょうか?

先生の御意見を御聞かせ頂ければ幸いです。お忙しい中すみません。どうぞ宜しくお願い致します。
  • すすむ
  • 2010/01/28 3:00 PM
すすむさん、この度もご訪問いただきありがとうございます。

閃輝暗点が、本当であれば偏頭痛の前兆症状の一つとして知られている点は、ご指摘の通りです。

ただし、閃輝暗点と思っていたけれども、実は違う症状だったいうことであれば話は別になります。たとえば、黒内障の症状である可能性はないでしょうか。

やはり、ご心配な場合には一度眼科と神経内科でみてもらった方が良いかも知れません。

また、血圧の件もありますので、一度脳MRIをとられるのは良いと思います。

以上、分かる範囲内で書かせていただきました。
  • あーちゃん
  • 2010/01/28 3:56 PM
早速、ご回答頂きまして有難う御座いました。

気になっていましたので一度、MRIなどの検査を受けてみようと思います。

良きアドバイス有難う御座いました。
  • すすむ
  • 2010/01/29 12:59 PM
多くの方々にご訪問いただきありがとうございます。身の引き締まる思いです。

この記事に対するコメントが多くなっており、下までめくるのに苦労されている方もおられるのではないかと思います。

以下で、トップ記事に戻っていただき、コメントが少なめの記事に入れていただくこともできますので、ご案内申しあげます。
http://aachan1219.jugem.jp/

今後ともどうかよろしくお願いいたします。
  • あーちゃん
  • 2010/01/29 1:25 PM
はじめまして

わたしは3年前に長女を出産したあと、10日経過してからDICになってしまい救急搬送され一命をとりとめました

実は、その長女を無事出産する前年には、一人目の子を妊娠6ヵ月でなくしています
原因は臍帯捻転のためでした


もう一人産みたいと思うのですが、私はB型のRHマイナスで血液も不足しがちということで、実親からはまたDICにでもなったら大変だから諦めなさいといわれています


産後DICになったことがある人は、そうでない人に比べて再発するリスクがたかいのでしょうか?

またDICになりやすいとか、妊娠前になんらかの血液検査で調べることはできるのでしょうか?

どこに相談していいかわからず、3年たってしまいました。
どうか教えてください。
  • まゆ
  • 2010/08/22 9:01 PM
まゆさん、この度はご訪問ありがとうございます。

確認もさせていただきながら、分かる範囲内で書かせていただきます。

まず、DICの原因はなんだったでしょうか。
全てのDICには原因があります。出産後のみでは、DICの原因にはなりません。
また、本当にDICであったのかどうかも少し気になります。DICと診断された当時の血液検査結果はどうだったでしょうか。
たとえば、深部静脈血栓症や肺塞栓でも、DICと類似した血液検査所見になることがあります。肺塞栓でも急変することがあり、救急車が必要なことがあります。

「産後DICになったことがある人は、そうでない人に比べて再発するリスクがたかいのでしょうか?」とのご質問ですが、DICの原因が何であったかによって変わってきます。

DICの原因はどのように聞いておられるでしょうか。

妊娠6ヶ月で流産されている点もとても気になります。
臍帯捻転は、確定診断でしょうか、それとも疑いでしょうか。
通常安定期であるこの時期であっても流産する病気として、産科的な原因もあると思いますが、内科では「抗リン脂質抗体症候群」があります。この病気では、血栓症になりやすく、胎盤に血栓ができますと、流産の原因になります。

抗リン脂質抗体症候群かどうかは、血液検査で分かります。

なお、次回の妊娠が可能かどうかについて、産科主治医の見解は如何だったでしょうか。もし、まだ確認されていないのであれば、次回受診時にDICの原因、当時のデータ、肺塞栓の合併はなかったかなどについても聞いてみられては如何でしょうか。

以上、分かる範囲内で書かせていただきました。

遠慮されることなく、病院で聞かれたら良いと思います。
  • あーちゃん
  • 2010/08/24 1:44 PM
お忙しいところ早速のお返事ありがとうございます

DICの原因ははっきりしないといわれました
救急搬送された先のMFICUのある病院ですぐに血液検査をおこないました
そのときに先生からDICの症状が出ていると説明を受けました


地元のクリニックでの出産時はRHマイナスということで、分娩時の出血をできるだけ少なくしようということで、誘発分娩をしました。
子宮口が6センチほど開いたときに、先生が人工破膜の処置をしました

その後数時間で出産し、そのときの出血は通常の人と同じ程度でした

産後数時間が経過したとき、トイレにいった後、産後のお腹を写真に撮りました。
なんだかもう一人入っているのか?というほどお腹が出ていて、後に友達に見せたら、ここまで出てなかったから、やっぱりこのときすでに異常あったんではないか?といわれました


入院中は子宮の戻りも良いということでした。

産後10日、悪露もほとんどないなあと思っていたとき、早朝に実家で突然大出血しました

これが当時の状況です

深部静脈血栓症や肺塞栓といった症状になった場合でも出血傾向のDICになることはあるのでしょうか?

また、羊水塞栓というのはどういうときになるものでしょうか?
なんだか人工破膜しているので気になっています。
私の場合、可能性はありそうですか?


また、第一子の臍帯捻転は”疑い”です

妊婦検診で正常といわれた10日後に胎動を感じなくなり、なぜかへそを中心に胸から下腹まで5センチ幅のあたりが突っ張った感じがしました

翌日不安になり診察を受けたときはすでに胎児はなくなっていました

おそらくこの 10日ほどの間に臍帯がねじれてだんだん栄養が行かなくなったのだろうとのことでした



次回の妊娠・出産はDICの原因がはっきりしないから、そのときにならないとわからないといわれ、悶々としています

抗リン脂質抗体症候群は通常の検診などでは検査しないものなのでしょうか?
もし私がその病気だったとして、私のように毎回問題を抱えながらも気付かずにいる場合もありえますか?


長文かつ質問が多くて申し訳ありません

またご指導お願いいたします

  • 2010/08/24 9:53 PM
 DICの原因がはっきりしないということは、判断の難しい状況だったのですね。
 私は、DICの患者さんを拝見する機会が多いですが、原因がどうしても分からないことは、1/100人くらいだと思います。原因が分からない時は、自分の無力を感じて、研究の必要性を痛感します。

 血液検査を行って、DICの所見が出ていると説明を受けられたのですね。DICの診断には、血小板数、FDP、Dダイマー、フィブリノゲン、PT、(APTT)のデータは必ず必要です。加えて、TAT、PICなどのデータもあれば、DICの病態をさらに深く評価することができます。

 ただし、深部静脈血栓症や肺塞栓でも、FDP、Dダイマー、TAT、PICなどの所見はDICと類似します。しかも、産後に深部静脈血栓症や肺塞栓が起きうることが知られています。それで、前回のコメントで触れさせていただきました。

 「なんだかもう一人入っているのか?というほどお腹が出ていて」ですが、私は産婦人科は全くの素人ですので、コメントできません。すいません。

 「産後10日、悪露もほとんどないなあと思っていたとき、早朝に実家で突然大出血しました」大出血の原因がDICとすれば、やはりDICの原因を究明したかったですね。

 深部静脈血栓症や肺塞栓では、それだけであれば出血をきたすことはありません。ただし、深部静脈血栓症や肺塞栓にDICも合併することはありえます(DICを合併して血小板数やフィブリノゲンが著減した場合には出血の原因になりえます)。
 なお、深部静脈血栓症や肺塞栓にDICも合併しているかどうかの判断は、かなり難しいこともあると思います。

 「羊水塞栓」に関しましても、私は産婦人科は分かりませんので、コメントすることはできません。私個人的には、羊水塞栓でDICを発症する場合には、まさに出産時かと思っていました。10日過ぎてからDICというのは、私は聞いたことがありませんでした。ただし、繰り返しになりますが、私は産婦人科は分かりませんので詳しく分かりません。すいません。

 「抗リン脂質抗体症候群」の検査は、流産や不育症の原因精査の一環として調べられることが多いです。検診などでは検査することはないでしょう。検査しなければ、この病気であっても見逃されることになります。
 具体的には、抗カルジオリピン抗体、抗カルジオリピン-β2GPI複合体、ループスアンチコアグラントなどを調べます。

 臍帯捻転が確定診断ではなく疑いレベルということであれば、上記の3検査は行っておいた方が良いと思います。

 以上、分かる範囲で書かせていただきましたが、ご参考になっていますでしょうか。
  • あーちゃん
  • 2010/08/25 10:24 AM
はじめまして!
肝破裂の病態について詳しく教えていただきたいんですが。
  • なぎさ
  • 2011/07/08 10:52 AM
この度はご訪問ありがとうございます。

肝破裂ですが、消化器外科や救急部の専門領域になるかと思います(肝破裂の原因にもよりますが)。

私は内科のため、肝破裂の臨床経験はございません。
無責任な回答はかえってご迷惑になってしまうと思いますので、回答を控えさせていただけるでしょうか。
申し訳ございません。
  • あーちゃん
  • 2011/07/08 8:43 PM
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