血栓症の臨床(図解)シリーズ
・血栓症の基礎:1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14
・抗血栓療法:15・16・17・18・19・20・21・22・23・24・25・26・27
・アスピリン vs. ワーファリン:
28・29・30・31・32・33・34・35・36・37・38・39・40・
41・42・43・44・45・46
・深部静脈血栓症/肺塞栓(DVT/PE):
47・48・49・50・51・52・53・54・55・56・57・58・59・60・
61・62・63・64・65・66・67・68・69・70・71・72
・抗リン脂質抗体症候群(APS):
73・74・75・76・77・78・79
抗リン脂質抗体症候群(APS)の疫学に関する報告の続きです。
抗リン脂質抗体症候群の臨床症状は
1)血栓症(動脈&静脈)
2)不育症(習慣性流産)
です。
血栓症は、動脈血栓症も静脈血栓症もあるのですが、今回は動脈血栓症を紹介させていただきます。
上図のように、圧倒的に多いのは、脳梗塞(一過性脳虚血発作を含む)です。
一方で、もう一つのmajorな血栓症である虚血性心疾患は少ないのも特徴です。
脳梗塞ほど多くはないものの、皮膚潰瘍、四肢壊疽、網膜動脈血栓症、腎梗塞、腸間膜動脈血栓症などもあります。
ほとんど全ての部位での血栓症があると思っていた方が良いようです。
なお、脳梗塞は、管理人の経験では、ラクナ梗塞が最も多いように思っています。
また、網膜動脈血栓症や皮膚潰瘍ももっと多いような印象があります。
疫学調査は、その調査時点での疾患に対する関心度の高さの違いによって、調査結果が相当変わる可能性があることにも留意が必要と思っています。
なお、抗リン脂質抗体症候群のリンク集(← クリック)からも、関連記事をご覧いただけます。
(続く)
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・抗リン脂質抗体症候群(APS):
73・74・75・76・77・78・79
抗リン脂質抗体症候群(APS)の疫学に関する報告の続きです。
抗リン脂質抗体症候群の臨床症状は
1)血栓症(動脈&静脈)
2)不育症(習慣性流産)
です。
血栓症は、動脈血栓症も静脈血栓症もあるのですが、今回は動脈血栓症を紹介させていただきます。
上図のように、圧倒的に多いのは、脳梗塞(一過性脳虚血発作を含む)です。
一方で、もう一つのmajorな血栓症である虚血性心疾患は少ないのも特徴です。
脳梗塞ほど多くはないものの、皮膚潰瘍、四肢壊疽、網膜動脈血栓症、腎梗塞、腸間膜動脈血栓症などもあります。
ほとんど全ての部位での血栓症があると思っていた方が良いようです。
なお、脳梗塞は、管理人の経験では、ラクナ梗塞が最も多いように思っています。
また、網膜動脈血栓症や皮膚潰瘍ももっと多いような印象があります。
疫学調査は、その調査時点での疾患に対する関心度の高さの違いによって、調査結果が相当変わる可能性があることにも留意が必要と思っています。
なお、抗リン脂質抗体症候群のリンク集(← クリック)からも、関連記事をご覧いただけます。
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